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在日朝鮮人事情3「引揚と混乱と法的地位」

引き続き「在日朝鮮人運動の概況:法務研究 報告書第46集・第三号(坪井豊吉著)」から主要な部分を抜粋引用しながら当時の状況を見ていこうと思います。

※本文中の漢数字は読みやすさを考慮して英数字に、「はじまつた」などは「はじまった」表記にしています。誤字脱字等あると思います。不明な点は原著を当たって下さい。

第二節 終戦後の在日朝鮮人の動態
1、労務者と復員者の引揚と混乱
1 終戦直後の混乱と輸送

 太平洋戦争の末期には、空襲を逃れて朝鮮へ疎開帰還しようとする朝鮮人が多く、20年8月はじめには、すでに約5千人が下関で船を待っている実情であった。そこへ終戦となったので、一般朝鮮人は解放民族の歓喜にもえ、あたかも戦勝国民であるかのような錯覚に陥り、一路祖国へ祖国へと下関、仙崎、博多方面に怒濤のようにおしよせていった。そして便船をもとめ、あるいは機帆船をしたてて、われさきにと帰還していった。

 そこで8月22日には各省次官会議で「工場事業場従業者の応急措置」を決定し、その日に運輸省で「朝鮮帰還輸送問題打合会」が開催された。そして8月24日には、総司令部から日本の全船舶の航行を禁止され、日本船は最寄りの港に入るよう指示された。そこで、大湊から釜山に航行中の浮島丸(4,739屯)は舞鶴港に入ろうとして機雷にふれ、同24日午後5時沈没し、乗船中の動員工員2,838名のうち579名の死没者を出した。また9月1日には、「関釜連絡船による復員軍人、軍属、労務者の計画輸送」が発表され、関係府県の統制会、東亜交通社、中央興生会などが、その世話にあたることとなった。

 しかし、終戦の混乱と昂奮にうずまく当時としては、秩序ある引揚はなかなか思うにまかせず、9月末に仙崎と下関に殺到滞留するもの2万人、博多方面にも1万人を越えた。かくて10月に入って、ようやく多数の船舶を動員し、また海軍艦艇なども就航して、ようやくこれを消化した。そして10月15日からは、帰還希望者の鉄道と船賃を無料とされ、やや統制のある引揚がおこなわれた。

 こうして21年3月末までの帰鮮引揚者は、一般、労務者、復員者を含めて940,438名で、その他統計洩れが約40万と推定された。

 この間「在日朝鮮人連盟」を主とする朝鮮人団体は、いずれも勝手きわまる「帰国同胞援助」をおこなった。とくに「朝連」は9月10日、東京に結成準備委員会が組織されてから、全国的な強力な統制のもとに、各地で引揚者名簿をつくり、また帰国証明書を発行し、財産の管理などにあたった。そして各地の日本官憲の無気力に乗じて、列車や船にのせる世話までおこない、常に横暴きわまりない振舞いで世人の顰しゅくを買った。またその間には、朝連の参加団体やいろいろな群小団体が、引揚朝鮮人や日本人を相手に暴行、掠奪、横領、脅迫などの集団犯罪を犯して、米軍当局から解散を命令されたものも、十指にあまるほどあった。

機雷については、桜林美佐さんの「海をひらく──知られざる掃海部隊──」に詳しいのでそちらを読んで頂ければと思います。日本が如何に全方位に渡って「包囲」されていたか分かります。

つい昨日まで一緒に同胞として戦っていたのに、敗戦と同時に戦勝国民かのような振る舞いを行い、連合国軍に阿るのは、間違いなく朝鮮を長年支配していた事大主義によるものだと思います。勝手連的な組織を編成して好き勝手に振る舞う行為も、戦後の資料をみると必ず書かれておりますね。

──少しだけ余談を。私自身、父や祖父から戦後の朝鮮人よる暴力、とりわけ集団犯罪に対しての状況を幼少の頃より聞いておりました。父や祖父はやられたらやり返す性格ですので、こちらも荒くれ者を集めて暴力で対抗したそうです。決して褒められたものではありませんが、当時は暴力に訴えず話合いで解決しようとした大人しい家主などは、経営しているお店が集団でめちゃめちゃに破壊され、嫌がらせを受けるのをただ眺めて泣いていたそうです。

そのような経験があるからだと思いますが、私は朝鮮人とは関わるなと教育されました。勿論、そのような朝鮮人ばかりではなく、近所で料理屋をやっていた朝鮮のおじさんなどは、非常に勤勉実直で朝鮮同胞の乱暴に文句を言っていたそうです。私も人間ですから、現在、一方的に被差別者で弱者で被害者という態度を「偉そうに」とられると、自らが招いた結果ではないかとイラッとすることもあります。──

2 一般引揚者の計画輸送

 総司令部の指令で、21年3月18日帰国希望者の登録をおこない、次の数字が得られた。

全在日朝鮮人 64万7,006名(うち受刑者3,595)
帰国希望者 51万4,060名(うち受刑者3,373)
北朝鮮への帰国希望者 9,701名(うち受刑者289)

 そこで総司令部は「4月15日から9月末までに輸送を完了せよ」と指令し、政府はこれに基づいて輸送計画の実施にあたった。しかし、混沌たる本国情勢が伝えられると、帰国を見合わせるものが多くなり、出港地への予定の集結がみられなかった。そのためいくたびか期間を延期し、また特殊事情者への猶予が考慮され、12月28日でようやく完了とされた。その間の帰国引揚者は、博多から69,107名、仙崎から9,917名、函館から205名、佐世保から286名、合計82,900名で3月の帰国希望者の16%にすぎなかった。その翌22年には、北鮮への引揚者351人が帰国している。

 またこの計画輸送については、総司令部から「朝連の組織は一切関連がない」ことが公示され、その発行する「無賃乗車券」などの無効が指令された。
 なお日本以外の外地にいたものは、大部分は現地で日本人と区別され、直接朝鮮に送還されたが、若干は日本を経由して帰国した。

これはかなり興味深い数字だと思います。要するに、原爆を落とされポツダム宣言を受諾して戦争に負けた暗いムードの日本よりも朝鮮本国の方が「住みにくい」と感じた朝鮮人が50万人もいたということです。そしてほぼ全ての人員が「自分の意思」で日本に残ったということです。流石に連合国軍総司令部も、日本はこんな民族を平穏に治めてたのかと実感したことでしょう。

2、終戦後の在日朝鮮人の法的地位

 カイロ宣言は「朝鮮を自由かつ独立のものとする」ことを宣言し、またポツダム宣言の第8項は、カイロ宣言の条項をうたい、わが日本の主権のおよぶ範囲を限定した。そしてわが国は降伏し、ポツダム宣言の履行を約した。また21年1月29日の総司令部覚書は、台湾、朝鮮および琉球にたいする行政権の停止を、日本に指令した。

 また、総司令部の占領初期の基本的指令では、台湾人、朝鮮人は軍事上の安全の許すかぎりの「解放人民」として取り扱うが、必要な場合は敵国人として取り扱うとした。また同21年11月20日の渉外局発表は「引揚を拒絶した朝鮮人は、日本の法律と規則に服従しなければならない」とし、在日朝鮮人の法的地位を規定した。さらに同11月28日の、雇傭政策に関する覚書では「日本人と同一の権利がある」と指令されている。

 したがって、22年5月2日の外国人登録令で「朝鮮人は当分のあいだ外国人とみなす」とされたほかは、在日朝鮮人は一切日本人と差別のない法のもとにおかれている。それは具体的には、刑事裁判権、司法警察権、教育、経済活動(農地、営業、課税)、食料配給などについて、すべて日本の法律にしたがわなければならない、とされているのである。

折角の機会なのでカイロ宣言についても簡単に。
Cairo Conference
Released December 1, 1943
The several military missions have agreed upon future military operations against Japan.
The Three Great Allies expressed their resolve to bring unrelenting pressure against their brutal enemies by sea, land, and air.
This pressure is already mounting.
The Three Great Allies are fighting this war to restrain and punish the aggression of Japan.
They covet no gain for themselves and have no thought of territorial expansion.
It is their purpose that Japan shall be stripped of all the islands in the Pacific which she has seized or occupied since the beginning of the First World War in 1914, and that all the territories Japan has stolen from the Chinese, such as Manchuria, Formosa, and the Pescadores, shall be restored to the Republic of China.
Japan will also be expelled from all other territories which she has taken by violence and greed.
The aforesaid three great powers, mindful of the enslavement of the people of Korea, are determined that in due course Korea shall become free and independent.
With these objects in view the three Allies, in harmony with those of the United Nations at war with Japan, will continue to persevere in the serious and prolonged operations necessary to procure the unconditional surrender of Japan.


基本的に事実誤認の嘘ばかり書いてるので、こんなものをソースとして出す者は碌なもんではありません。中でも私が特に許せないのは「the enslavement of the people of Korea」の部分です。訳すと「朝鮮人たちの奴隷化」ですが、奴隷を将校にしたり法的な配慮が行われるわけがないでしょう。本当に許せない話です。

本文中にあるように、朝鮮人は日本人と一切違いがない正に法の下の平等におかれていました。この法律を勝手に無視して治外法権の如く振る舞っていたのが、他でもない朝鮮人自身なのです。

日本人は、思想や宗教に寛容ですので突っ走る人は少ないと思います。ですから、日本人が何か突発的な行動をとったり、強い主張をする時は、必ずそこに原因があります。昨今、その原因を徹底的に無視し言論を構築される方が増えていると感じます。かつての同胞への嫌悪感、罪悪感、戦後体制が生んだ反論できない空気、これらが在日特権の正体であると言えます。

ですから、日本国中で起こっている朝鮮人が絡んだ事件を、その地方特有の単なる不正であって在日特権ではない等という安易な結論付けは、問題を矮小化し本質から目を背けるだけではなく、新たに差別を生産する行為だと思います。

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