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私がファイズを好きなわけ

当ブログの読者に、ファイズと聞いて分かる方が居るとは思えないですけど(笑)。さて、ファイズとは、いわゆる平成仮面ライダー第4作目にあたる仮面ライダー555(ファイズ)のことです。ギリシャ文字の「Φ(ファイ)」が由来です。というか、顔が「Φ」このままです。なんで555と表記するのかと言うと、ファイブに似てるからだったかな。忘れました。とりあえず、今回はネタバレしまくりながら私がファイズを好きなわけを書きます。

物語が始まります。若いカップルがアルバムを見ながら談笑している様子を映し出しています。男性は良いご両親にも恵まれている様です。そんな微笑ましい様子が、始まって何分もしない内に交通事故でご両親即死。2年後、男性はまだ病室で意識不明の状態です。しかし結局死亡。悲惨すぎます。まるで、どっかの知らない女を助けたら家族を殺された上に、瀕死の重傷を負って改造人間になってしまった風見志郎(仮面ライダーV3)みたいです。

ところが男性は生き返ります。私は直ぐに、これは主人公を意識させるための導入だなと思いました。なるほどこいつが主人公か。仮面ライダーになるんだなと。復活した男性は自分の家に戻ると、家は誰かの手に渡ってました。実は叔父によって男性の父の会社も家も売っぱらわれていたのです。

次に彼女に会いに行くと、彼女には彼氏がいました(父の会社を売り払った叔父の息子=従兄弟)。まぁ2年も意識不明だったのですから仕方ないです。でもマジで悲惨です。私は男性に同情しまくりです。だって男性に落ち度はないのですから。男性は彼女をとられた従兄弟に会います。

そして怪人に変身しました。

え?怪人なの?え?仮面ライダーじゃないの?と思っている内にその怪人(悲惨な男性)は、従兄弟を殺しちゃいました。晴れて殺人犯です。更には、振られた腹いせで彼女も殺しちゃいました。完全に凶悪犯になりました。私は何を信じて良いか分からなくなりました。さっきまで一心に同情を寄せていた男性が、怪人に変身した上に凶悪犯の仲間入りです。

その後、男性は自分と同じような人(死んでから生き返った人)に会います。彼がいうには、自分たちの使命は仲間を作ること(要するに人殺し)らしいのです。しかし、男性は人殺しには反対です。私は、お前も2人殺してる癖に何をいう…と思いながらも、仲間を増やすために人殺しなんて絶対に嫌だという男性の主張に共感しました。そして男性は、自分の様に死んでから生き返った人達のグループ(人殺しグループ)から抜け出し、敵対する様になります。

ここで改めて。男性は木場勇治といいます。変身する怪人をオルフェノクと言います。オルフェノクは個体毎に容姿や名前が違います。木場はホースオルフェノクに変身し、人殺しの組織と敵対するようになります。

これって完全に仮面ライダー1号じゃないか。(※但し、凶悪犯です)

平成の仮面ライダーは、正義の心を持つ主人公が仮面ライダーに変身して、日本の極一部の地域で世界征服を企む悪の組織と戦うという話では無いことが多いけど、クウガ、アギト、龍騎と来てからのこの展開は非常に惹き込まれました。

肝心の仮面ライダーファイズは、木場の物語と同時進行で進むわけですが、平成仮面ライダーにありがちな誰でも仮面ライダーになっちゃうパターンで、よく分からない猫舌の男(乾巧/いぬい・たくみ)が、阿呆な女(ヒロイン)に無理矢理ベルトを着けられて変身し、何となく怪人(オルフェノク)と戦っちゃうという感じでスタートしますので、私としてはどうでも良かったのです。

私は、木場がオルフェノク(怪人)でありながら、オルフェノクと戦い、それでいて自分の仲間(人殺しをしないオルフェノク)を助けるために仮面ライダーファイズとも戦うその微妙な感じに好かれたのです。私が仮面ライダーファイズを好きなわけは、この一点です。

子供むけのドラマで扱うには重すぎるテーマを、オモチャみたいなライダースーツと怪人のぬいぐるみでオブラートにつつみこんで、上辺はあくまでも仮面ライダー。うーん、好きだ。なんというか、鬼平犯科帳(池波正太郎著)で鬼平が、人は良いことをしながら悪いことをし、悪いことをしながら良いことをすると言ってる場面がありますが、そんな感じが私の人間感なのです。

物語の後半に明らかになることですが、ぶっちゃけ登場人物の殆どが死人だったんですよね(笑)。仮面ライダーだろうが怪人だろうが死人。死人だらけ。完全にゾンビドラマ。ヒロインなんか何度も死んでるし。そもそも仮面ライダー(ファイズとかカイザだとか色々)になるにはオルフェノク(死んでから蘇る)であることが条件という。結局、同族同士で思想の違いから戦っていただけなのです。木場もファイズに変身しています。

「最終的に伏線が回収できてない」とか、「仮面ライダーカイザの草加雅人が人間的に糞野郎だ」とか、「人殺しは無理だと言いながら殺しまくった長田結花(オルフェノク/脳天気クリーニング男のメル友)」とか、「違う場面の同時進行スタイルだけど、怪人(オルフェノク)の色使いが地味なので違いが分かりづらく場面が切り替わっていることに気付き辛い」とか、矛盾や苛々する展開も多かったけど、私はファイズが好きなのです。おわり。

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