スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日韓併合前の朝鮮事情6「家庭」

第6回目は、朝鮮の家庭についての記述を紹介します。日韓併合前の朝鮮の家庭はどうだったのでしょう。

引き続き「最近朝鮮事情(荒川五郎著)清水書店/明治39年5月」より、朝鮮の家屋についての記述を書き出しました。
※旧仮名遣いは現代仮名遣いに直しており、送り仮名や熟語も現在使われている様式に直しています。誤字脱字等あると思います。不明な点は原著を当たって下さい。

朝鮮の家庭(97~100ページ)

●朝鮮では家庭と云われるほど家庭がなって居ないのは、第一前段にも説いた通り、家屋の造りが只防寒の唯一の目的として、家中の慰安とか快楽とか云うことを得られる仕組みが無く、親子相親しみ、夫婦相愛して、一家団欒の趣味を感じ得られる機会も無いからである。

●男女席を同じゅうせずとは儒道の教えであるが、一家の男女夫婦までも一所に居ることが出来ないと云う程窮屈にも及ぶまいから、夫婦相携え、親子相語りて、相睦み相愛して、苦楽その中に存するここに家庭の根本があるべきに、朝鮮では表面上その隔てが厳重であるから一家和解して楽しむ家庭団らんの愉快は到底得られよう筈が無い

●そこで朝鮮では小さい家でも婦人の室は別になって奥の方に在る。これを内房(アンパン)と云うて、婦人はこの内房を城郭としてこの内に隠れ、自宅へ来客があっても男子なれば出て応接しないのが常である。又男子は亭主の他決してこの内房に入れることが出来ない。医者が婦人の病気を診るにもスダレをかけてその蔭からこれを診たり、また糸で脈のところを縛り、他からその糸に響くところを見て脈を察するなどの習慣がある。

●前にも説いた人定の鐘の声を合図に女子はそれから外出するも、男子はそれからは出られない。と云うことになっておったのもこの訳で、親密の間柄でも男女話を交えるようなことは出来ないことになって居る。

●処がこの男女の別の習慣は、男女席を同じゅうせずとか、夫婦別あり、とかいう儒教から来たのでは無いで、昔高麗の太祖王建が貞州という所を過ぎり、馬からおりて柳の樹の下で憩うて居った時、そこに一人の女子が居って、品格もあって容貌もよいので、何処の娘かと問うたら、この村の長者の娘です。私方へ御出で御休みなされと云われ、その家に至り大いにもてなしを受けその晩も泊まった所がそれが縁となり遂に娶って王妃となし、神恵妃柳氏というのがこれである。それよりも田舎を漁って美人をつれ取って帰ることが流行し、娘をもつものは大いに心配で、為に今日の様に客にも逢わせず、外にも出さない。若し出ても人に見られないようにする習慣を生ずるに至ったのであると云う伝説もある。実に気の毒なものじゃ。

●又内房の不可侵権はヒドいもので、今逃げた犯罪人はこの中に隠れて居るに違いないと思うても、警察の官人でも決して入ることは出来ないそうである。

●又亭主の居間は南に向いた表の方で、この外客間があるのがあるが、しかし大抵は兼用が多い。ここは女が入ることの出来ない男子の世界で、丁度倶楽部を見たように、近所の人などは勿論、通りかかりの旅人でも遠慮無く入って話をしたり煙草をのんだりするのである。

●長谷川大将の話に、王族義陽君の来訪に対し、その答礼として義陽君を訪れたら三、四畳敷位の狭い室に導かれた。その次の室はすぐその居間らしい。実に家の狭苦しいには驚いたとの事であったが、これを以て見ても大抵朝鮮の家の様子が想像される。

朝鮮には客が来ても日本の様に茶を出すということは無い。もてなしは只煙草で、朝鮮人は非常に煙草をたしなみ、労働者など仕事をするときでも、やはり長キセルをくわえてやって居る。実に不調子でおかしく見える。

政府で一度キセルの長さを制限した事があるけれども、朝鮮の煙草は粗末できついから短いキセルでは喫めないものと見えて又おいおい長くなる。長キセルを持って歩行して居る朝鮮人を見れば、ステッキをふり回してあるいて居るのかと思われる。

●朝鮮人と煙草とは殆ど離れることの出来ないものであるから、相当の家には必ず客間に灰落とし、キセル痰吐きなどがズラリと並べてあって、これで家の貧富を顕すと云う有様で、いやはや一種の家の装飾になって居る。


「朝鮮の家庭」から分かること、思うこと

.家屋は防寒のみに存在するのであって、家屋内における家庭生活の喜びは無かった。客間は3、4畳の狭い部屋で家自体が狭苦しい。亭主は南向きの居間で、女房は内房(アンパン)。居間の横には客間があって、客間は男性なら誰でも入れて雑談や煙草を吸う空間。

.女性は内房から無闇に出られないし、亭主以外の男子は例え医者でも内房には入れなかった。また、例え凶悪犯が逃げ込んだとしても警察も入れなかった。男女席を同じくしない、気安く会話出来ないというのは、儒教のせいだと言われているが、人攫いから守るためという伝説もある。

.接客に対して、日本の様にお茶を出すという風習はない。今必死でアピールしてる韓国式茶道も、もてなしじゃなくて自分で飲んでしまうという意味不明なものなので日本の茶道と比べてはいけない。もてなしは煙草のみ。煙草は仕事中でも長キセルで常時吸っていた。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。