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日韓併合前の朝鮮事情7「男女」

第7回目は、朝鮮の男女についての記述を紹介します。朝鮮における風習や風俗を理解するには、まずは個々の現象についての基礎知識が必要になるので、このような本は大変貴重だと思います。何れ他書からの紹介もしたいと思いますが、ここまで体系的にまとめられていないので、分類するのが大変なのです。

また、最初のエントリーで触れている様に、著者の意図は朝鮮をよく知ってもらい、朝鮮に親しんでもらいたいというものです。ですから、目を瞑りたくなるようなことも事実として書いてます。それを以て、差別を助長しているだの、昔のことを論ってなどは的外れな主張だと思っています。

引き続き「最近朝鮮事情(荒川五郎著)清水書店/明治39年5月」より、朝鮮の家屋についての記述を書き出しました。
※旧仮名遣いは現代仮名遣いに直しており、送り仮名や熟語も現在使われている様式に直しています。誤字脱字等あると思います。不明な点は原著を当たって下さい。また、(※)表示で書かれているのは私による注釈です。

朝鮮の男女(100~103ページ)

●日本の諺は東男に京女と云うことがあるが、これによく似て朝鮮でも公州男に平壌女と云う諺があって、平壌の女の美しいことは別段であるそうで、平壌官妓学校という一種の妓生の女学校すら設けられて居る位である。(※妓生[キーセン]や奴婢については、別エントリーで取り上げる予定ですが、余りにも可哀想でどうしようか考え中。)

凡そ男尊女卑の懸け離れのヒドいのは、一般東洋の弊習とも云うてよかろうが、朝鮮はまた一層甚だしいようである。

男子は朝起きると先ず顔を洗うて、頭をとき、前の晩寝るときに解いた網巾というもので、目尻がつり上がる程ヒドく額にはちまきをし、冠帽を着て、それからぶらぶら出かけ、あちらこちらの客室に入って雑談などし、朝飯時になると帰って来て、食事が済むと又出かける。実に遊惰安逸も甚だしいものだ。

●ところが朝鮮の女の生活はまことに陰気で、狭い部屋にばかり引っ込んで、ここを己の世界として、日々シーシーと只洗濯と裁縫とのみに負われてばかり居って、外に楽しみというものは更に無い。

●そして女子が一旦夫にかたづくと、それからは夫が死んだ後でも更に他に嫁入りすることは出来ず、いっても正妻となる資格が無いから、人の妾となるか又は妓となるの外は無いので、一生悲しい身におちて浮かぶ瀬も無いのである。

●これは日本にもあるようであるが、貞女両婦に見えず、という筋道の自然の教えをとりてはこれを人間の変に処して宜しきを得ることをはからない。すなわち正を守りて変に対するのを道を知らないからの致すところで、朝鮮の如きは女子再婚の禁令まで布かれてあるとか、道徳の事である正道の一遍を律して、これを国法を以て強ゆるというに至っては、権能の蹂躙も甚だしい。

●前にも述べた通り中流以上の社会では、婦人は外出することも自由にはイケないで、夜人定の時、即ち人静まって街に男の影が見えない時で無くては出られないとか、若しやむなく昼出るときはカゴに乗って四方の垂れを下ろし、又かちあるくときは夏の暑い時でも長衣というカツギを冠って、人に顔を見られぬようにする。実に窮屈千万の事である。

表面上は斯様に男女の別が厳重であるが、裏面に入って見れば案外のことがあって、甚だ風俗のよろしくない辺がある。寺にゆく処女。負われて町に這入る坊主。など云う諺のあるのを見ても、大抵の様子は推せられるであろう。

ところが斯様な朝鮮国内に一種異った天外の別乾坤(※普通とは違った世界の意)があるのは不思議じゃ。それは即ち済州島で、この島に上陸して見ると、男は大抵獣の皮で造ったヘリの広い日本の帽子又は頭巾のようなものを戴き、女子は髪の結い方も違うて、絵にある大和姫のように、又面をかくすことも無く、平気で甲斐甲斐しく立ち働き、又行き来をしているのを見る。

●この済州島は全羅海の南に横たわりて周りが60里、10万の人が住んで居り、陸に牛馬猪鹿などが繁殖し、又大小豆などの農作物に富み、又海にはアワビなまこその他の魚類が沢山で、何程とっても尽きないという、実に天興の一宝庫である。

●この島の住民は一般に勇気があってよく働き、風俗は質朴で、窓も閉ざさず戸もかけない安楽郷で、家にオンドルを作らない所から、その他一般の物事が、朝鮮よりも日本の方によく似ているので、地理学者などはこれを朝鮮における日本島と称して居る。珍しいところである。

●尚この島に不思議なのは年々生まれる子がいつも男子より女子の方が多い。そこで常に女子の人数が多いから、乞食の様なものでも、妻の外に妾を置いて居るという有様である。

●この島で尚人の注意をひくのは、村々に必ず二つか三つはある臼挽き場で、児女が二、三匹の馬を使い杵歌を歌って之を転ばす様と、土人の語調が前が高くて後の低い九州なまりに似ている所と、婦人は大抵頬被りをし、男子は鉢巻きをしておることである。


「朝鮮の男女」から分かること、思うこと

.東洋は男尊女卑のきらいがあるけど、中でも朝鮮の男尊女卑は群を抜いて酷かった。男子は起床してブラブラし飯を食べてブラブラしてる遊惰安逸状態。女性は日々洗濯と裁縫をしている。女性が家庭に入ると、亭主が死んだ後でも抜け出すことができない。

.済州島では朝鮮半島と風習が違っていて日本に近い状態だった。島では女性が多く生まれるので乞食の様な者にも妻の外に妾なども居た。このような和やかな様子を見ると戦後、四・三事件で韓国によって大虐殺されたのは誠に悲しいことだ。

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